2007-07

ミューズ(女神)

アニヤ・ハインドマーチの「I’m not a plastic bag.」
騒動に、改めてブランド戦略のしたたかさを感じる。

ダイアナ妃が愛用したことで知られ、スーパーモデルの
ケイト・モスがこのバッグを持って、世界中で騒動に。

業界では「ミューズ(ギリシャ神話の女神)」と呼ばれる、
セレブたちと提携するコマーシャリズムは以前からある。
イブサンローランとカトリーヌ・ドヌーブ、
ジバンシィとオードリー・ヘップバーン。

それに今回はエコロジーを付加し、世界中の人々に
その名を記憶させてしまった。

AnnoDominiは誰と手を組もうか。
いや、お客様一人一人がモスであり、ヘップバーンである。
なるほどお客様は女神様か。

アンティーク

世の中、アンティークブームである。
うちのかみさんなんぞも、先日わざわざ東京の骨董市に
行ってきたようである。

さてこのブームの深層心理はどういったことろか。

Ⅰ 大量に出回っているものはもういい。
Ⅱ 手のぬくもりを感じるもの。
Ⅲ 価格も大切だけど、品質とデザインがなにより。
この3視点に「アンティーク」が当てはまったのかも。

一方、アル・ゴア(元アメリカ副大統領)の著作本
不都合な真実」は地球温暖化の深刻さを衝撃的に伝える。
これは大量生産・大量消費の限界を示している。

アンティークブームは「少々高くても良いものを長く使う」という
心理が働き、1920年代から続くこのシステムの終焉を予告する。
「地球」そして「いのち」を救う努力の第一歩になるかもしれない。

女性の感性は鋭くそして正しい、いつの時代も。

陰翳礼讃 1

それにしてもコンビニの夜の明るさは少しばかり奇異である。
蛍光灯をめいっぱい天井に敷き詰めて、これでもかとばかりに商品を目立たせる。
こんな光景は50年後もあるのであろうか。

夜の長い北欧の家庭では間接照明の使い方がじつにうまいが、
ろうそくの灯りも生活の中にうまく取り入れている。大切な人を迎えるときは、
庭先や玄関先にろうそくを灯し歓迎するのだそうだ。

少し前の日本もしかり。谷崎潤一郎の「陰翳礼讃」(以下3行抜粋)は今もなお新鮮である。

「あの在来の乳白色の浅いシェードをつけて、球をむき出しに見せておくほうが、自然で素
朴である。」「美というものは常に実際の生活から発達するもので、暗い部屋に住むことを
余儀なくされた私たち日本人は、いつしか陰翳のうちに美を発見するようになった。」

橙色に光る電球やロウソクは暮らしに暖かさをもたらしてくれる。

2羽のツバメ 2

朝、玄関先のツバメの巣を見上げると文字どおりの「もぬけの殻」だった。
4羽の子ツバメが仲良く並び電線で鳴いている。
無事に巣立つことができたようだ。ただし6羽いたはずなので、
残りの2羽が心配である。

近くにカラスやカッコウが来ると、猛烈な勢いで親ツバメは上空を旋回する。
彼らを威嚇し警戒している。

子ツバメがしっかりと飛べるようになると、どこかに旅立ってしまう。
「発つ鳥、跡を濁さず」というが糞だらけである。
まあ、わずか2ヶ月なのでしようがない。

また来年、街路樹のプラタナスの新緑が芽生える頃にまた。
20070917102526.jpg

2羽のツバメ 1

その後の1ヶ月の間に6~7羽のツバメの子を孵し、
巣に入りきれなくなった親ツバメはいったいどこで寝ているのだろうか。
朝やってきて夜には去ってゆく。

今日、いよいよツバメの雛は巣に入りきれなくなってか、
仲間はずれにされてか1羽落ちてきた。
めんどうくさかったが梯子を用意し巣に返した。でもまた落ちた。

そうこうしている間に2羽が若いツバメとなり飛び立ったので、
本当に面倒くさかったが落ちた1羽を巣に返してあげた。

まったく関係ないが、「若いツバメ」の由来は明治の女性解放運動の先駆者
平塚雷鳥が自分の年下の恋人を知人への手紙でそう比喩したとされている。

つばめ

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