2009-02

チクチク族 

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ちょうど一年ぶりにチクチク族の集会が催された。
2月というのに雨模様のなか、駆けつけてくれた。

冬場はコタツに入って無心になってチクチクするのが
何よりも楽しいのだそうだ。

今回の族の集会では、原色とこげ茶の羊毛を使い、
ツートーンの羊つくりに皆、没頭。

族は族でも手作りのベテラン族だったので、
短時間で完成域に近づいてしまった。

こんな配色の羊はいるわけはないが、
よく観ると表情もそれぞれ違い、皆愛らしい。

皆さん今宵は誰を恨んで、いや、無心に「ぷす、ぷす」と
ニードルで刺しまくるのであろうか。
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SyuRoの束子

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Arts&Crafts展から家路に向かう途中、
とある都内の細い道を車で走っていた時のこと。

いきなり助手席に乗っていたかみさんが、
「おもしろそうな店がある。」とのたまう。

面倒だったがいたしかたなく20mバックして、
その店の前に乗りつけた。なるほど妙な外観。

店内に入ると白を基調とし棚やテーブルに
シンプル&ナチュラルなku:nel路線の雑貨がちょこんと。

マフラーを巻いた女性がこれまたナチュリラにそのまま
出てきそうなスタイルで黙々と仕事をしている。

漆塗りの箸があったので、日本製かと聞いたら会津産
だと言った。ワンコインで買える値段だったので購入した。

かみさんが買ったものはなんと束子、たわし。

店の女の子にいろいろ話を聞くともっと驚く。
この束子が店のコンセプト商品とのこと。
それを見抜いていたとかみさんは喜んでいる。

さっき目にしたウィリアム・モリスの美学に通ずるのか。
「役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない。」

以前は自動車整備工場だった所を雑貨店に改装したそうである。
その店の名は「SyuRo」だった。

かみさんいわく「なんだFu-chiに出ていたお店じゃない。」
私が思っている以上の速さで時代が変わろうとしている。
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Arts&Crafts展

「これ、とてもモダンなデザインのネックレスでしょ。」
一昔前、私の母親がお客様に使っていた常套句。
当時は「なんだよ、その古臭いセールストークは。」と思っていた。

東京都美術館でのArts&Crafts展にいってそのことを思い出した。
「モダン」とはイギリスの詩人ウィリアム・モリスが提唱した
生活を芸術化する「Modernism」のことなのである。

建築の世界ではコルビュジェ、バウハウス、フランク・ロイド・ライト
に受け継がれ、Modern Architectureといわれるようになる。

ただこの美術展で印象的だったものは家具やタペストリーではなく
ルビーをあしらったアンテイークのシルバー製ネックレスだった。
まさに母親が言ったモダンなネックレスだった。

「モダン」というと死語に近い響きだが、美しいものは時を越えて
美しいと感じられるものである。

以下のモリスの言葉を聞けば、未だに哲学でも建築でもポストモダン
とは何かがはっきりとしていないのは当然である。

「役に立たないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない。」
Modernismとはモリスの美学でもある。
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好対照な器

東京にちょこっと器を見に行ってきた。暮らしを彩る器展と題した
イヴェントだったが会場はお金持ちそうなおばさまであふれていた。

日本全国各地から集められた陶磁器が所狭しと並び、
買う気満々のおばさま方は右往左往している。

特にろくろを回し、器作りを実演している職人の周りは人だかり。
いつの世でも実演販売ほど効果的な売り方は他にない。

一通り見終えたが、正直言ってたくさんあり過ぎて興ざめ状態。
いやそれは私にものを見る目がないせいかもしれない。




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でもそんな中でも二人の作家に魅せられた。まったく似たような
作品でもあるがまったく違う好対照な二人かもしれない。

写真左の作品は青木良太さん作。みな同じ器のようだがよく見ると
それぞれ大きさも形も微妙に違う。

写真右の作品は安藝俊郎さんの作品。同じ器を作れるのではなく、
同じ器を作るのだそうである。

すでに業界では有名な二人なのかまったく知らないが、
名前からしてまだまだ若い二人の今後に注目したい。

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