2011-12

暮らしの中の美

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デザイナー柳宗理の訃報。
民藝運動の中心人物柳宗悦を父に持ち、建築家
ル・コルビュジェに刺激を受け、工業デザイナーに。

我が家にもやかん・ボウル・お玉・スプーンなど、
彼のデザインは台所にかかせない存在。

彼のそれはシンプルかつ機能的しかも美しい。
彼のデザインの本質は使われることで生きるデザイン。

父・宗悦は「暮らしの中の美しさとは」を世に知らしめ、
子・宗理は「暮らしの中の美しさ」を具現化した。

著名人を父に持つとどう人生を歩むのか難しいだけに
理想的な親子関係ではなかったか。

「美しいものに囲まれて暮らしていますか?
 それは1枚の絵だったり、1曲の音楽だったり
 あるいは1脚のコーヒーカップだったり。」

余談だが、まもなくアンノドミニに宗理がデザインした
アンティークなリッカー・ミシンがお目見えする予定。

紙モノ本

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かみさんに大切なお客さまからのいただきもの。
「旅鞄いっぱいのパリ・ミラノ」という本。

朝のTV番組のはなまるマーケットに出てくる
堤信子さんがヨーロッパで探した紙モノの紹介本。

この女性、小さい頃からの紙好きで、旅行先での
文具店や雑貨店巡りが趣味のよう。

この本、なんと言っても構成が素晴らしい。
紙好きとあって本にもこだわりがあり、
その上読んでいて楽しく、パリにいる気分。

紙モノがなぜいいのか?古い切手や手紙、スタンプ
ノート、地図、そこに物語があり歴史があるから・・・。
そして、そこに暮らしが見えてくるから。

アンノドミニの売れせんも「紙モノ」。マスキングテープ
しおり、バースデーカード、ぽち袋などなど。

そういった意味でもとても好奇心をくすぐられた1冊。
かみさん曰く、「紙モノを探しに旅にでたい。」





あわてん坊サンタ

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店にサンタクロースが現れた。人形ではなく
本人曰く「本物!!」のサンタである。

ひょっとして我が家に贈り物を届けにきた?
いやそうではなく、毎年買い付けに来ていただく。

ネックレス・キーホルダー・ハンカチ・帽子など
子供向けというより、大人の女性向けのサンタクロース。

昨日もパーティーに呼ばれていったが、ハンカチを渡す予定
の女性に間違えて高価なネックレスを渡してしまったとか。

「今日も呼ばれているが、間違えないようにしないと。」
反省しきりのサンタは今宵も街に繰り出していった。

&静かなクリスマス

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陽ざしの中に舞う雪、まもなくクリスマス。
飾り付けは質素なくらいで電飾も使わず。

ホシノナーセリーの奥様にいただいた赤いシクラメン。
入り口内側付近に置くのがシクラメンの状態に良いとのこと。
つい最近これまたもらった木臼の上に飾り付けてみた。

傍らにはクリスマス・リースを描いた感じのワインボトル。
これはフランス革命二百周年記念の希少なボルドーワイン。

そして、ちょっとばかり痩せたと評判のシェルティー。
何ごともなかったように、1年が暮れてゆく。



小さなグリーンリース

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ここ数日の寒さで周辺の山々も白さを増し
クリスマスを前にゲレンデはpowder snow。

玉原高原のHeartRestClub1959の奥様からの情報あり。
そして、またまたいただきもののミニなグリーンリース。

もちろん奥様お手製で、心惹かれる理由は他にもある。
私達の進む方向をそれによって気づかせてくれるのである。

そこには、様々な情報が詰め込んである。
世界情勢だったり、世相や流行だったり、人々の気分だったり。

これを総称する日本語は見つからないが、英語で言う
「intelligence」である。日本語のインテリジェンスではない。

このわずか一寸のリースにintelligenceを感じずにはいられない。
さて、店のどこにディスプレイしてあるかお楽しみに。



ジョンと日本

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今日はジョンの31回目の命日。
あの日から30年以上も経ったなんて。

ジョンが凶弾に倒れたというニュースに絶句。
「なぜ」という問いにまだ真実は見いだせない。

そんな折、一冊の本と巡り会う。
「ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか」

この本の著者はオノ・ヨーコの従弟で、ジョンが日本に
くるたびに遊んでいたようだ。

内容はジョンの話ではなく「日本とはどんな国か」
ということが書かれていてとても面白かった。

だが本のタイトルの「なぜ神道に?」という問いの
答えがはっきりとは書かれていなかった。

そこで私なりに考えてみた。
まず、ジョンは日本が大好きなことは有名である。

なぜ好きなのか。オノ・ヨーコが日本人であるからか?
いやそれだけではない。

ジョンはアイルランド系の血が入っている。このことが
日本を好きになった理由ではないか?

アイルランドに住むケルト系の人たちは元々多神教である。
神道も八百万の神であり、俗にいう宗教とはちょっと違う。

小泉八雲の別名はラフカディオ・ハーンといって
アイルランド人である。彼は日本人より日本を好きだった。

またU2やエンヤの曲調は日本人には受け入れやすい。
レッド・ツェッペリンの「天国への階段」もしかり。

このことから、アイルランド人と日本人はとても似ている
民族ではないかと考えられる。

それは大陸から移動を続けた民族がたどり着いた最果ての地が
日本でありアイルランドだったのかもしれない。

長い旅を続け世界のあらゆる場所・気候・風土を知り尽くした
民族は結果として、自然に逆らえないことに気づく。

よって日本やアイルランドのような最果ての地に住み着いた
人たちは一神教ではなく多神教なのであろう。

ゆえにジョンが神道に惹かれるのは当然の帰結である。

「天国なんてありやしないことを想像してごらん
 地獄もありやしない。そして宗教もない。
 そうしたら、みんな平和に生きられるさ」(Imagineより)


「いつのまにか少女は」

中学生の頃、兄が大切にしていたギターを
内緒でそっと借り、ボロンと鳴らしてみた。

一番最初に弾けるようになった曲は
井上陽水の「いつのまにか少女は」。

ギターストロークが簡単なのでやり始めたが、
ギターコードのFがなかなか音が出ない。

左手の人差し指ですべての弦を押さえることが
できず、力のなさが腹立たしかった思い出の曲。

「いつのまにか青い空がのぞいてる
 おもいつめた黒い雲は逃げてゆく
 君はどこで生まれたの育ってきたの
 君は静かに音も立てずに大人になった」
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家の近くにある、凛とした少女のブロンズ像。
犬との散歩のとき前を毎日通るが見すごしていた。
その時になぜか口ずさんだ曲である。
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