2012-02

レトロ&アノニマス

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「めっちゃ楽しかった!帰りたくなかった。」
娘が中欧の国チェコ旅行から帰宅後の第一声。

周りの人たちの反応が面白い。
「なんでチェコなの?」という人と、
「チェコ!いいなあ。私も行きたい。」という人。

8割の人はなんで?と言うが、グラフィック好きや
雑貨好きの人たちはとても羨ましがる国。

街角のポスターや看板、ビアホールのコースターやマッチ箱。
レトロ(懐古)でアノニマス(匿名性)な芸術が日常の暮らしの中に。

チェコといえばプラハ。プラハといえば世界一美しい都。
景観の美しさは建物だけでなく、ディテールのこだわりにある。

人生初の渡航がチェコとはなんて幸せ者なのか。
ちなみに私のそれはロシアのモスクワ、なんでそこなの?
子も子なら親も親である。







マッターホーン

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最近はかみさんのアッシー君になっている。
ということでまたまた、お菓子を買いに行く。

もちろん、それだけのためではないが東急東横線
の学芸大前駅近くにある店にわざわざ出かけた。

知る人ぞ知るケーキ屋さん「マッターホーン」。
想像するにここのオーナーはスイスで修行してきた。
いやバウムクーヘンがおいしいようなのでドイツか。

かみさんはクッキー好きなのでスイスの民族衣装の
女の子の絵入りの缶に入ったクッキーを購入。

缶を開けると6種類の形と味の小さなクッキーが並ぶ。
甘さ控えめで素朴な味。

想像するにこのクッキーは修行した先で学んだもの
でなく、ヨーロッパの家庭で学んだものかも。

特に黒ごまのクッキーは香ばしくておいしい。



ドラゴンタトゥーの女

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かみさんがどうしても観たいというので
車の運転手を兼ねて映画を観に行った。

寝不足解消にはもってこいと思い
長たらしい別の映画予告を避けてギリギリ入場。

座ってまもなくツェッペリンの移民の歌
あの雄叫びはロバート・プラントではないが、ゾクゾク!
思わず眠気も吹っ飛んでしまった。

途中トイレに行きたかったが、なかなか目を離す
場面にならず困るくらいの展開。

スウェーデンを舞台にした猟奇殺人サスペンス。
内容はケビン・コスナー主演のサスペンス「追いつめられて」
と「犬神家の一族」を足して2で割った感じの映画。

デヴィット・フィンチャー監督の得意技かもしれないが
北欧の冬、とてもあざやかな黒と白の世界を見事に撮っている。
ハリウッド映画だがそれを感じさせないできあがり。

ドラゴンタトゥーの女を演ずるルーニー・マーラー。
素顔は良家の子女らしいが、そのギャップがすごい。

クライマックスの処刑シーンにはなんとエンヤの
「オリノコ・フロウ」が流れる。

この監督は元々ストーンズなどのプロモーション・ビデオを
手がけていたので、流す曲には意味がある。

「移民の歌」も「オリノコ・フロウ」も監督本人は
たまたま撮影中に流れてきた曲と言っているが。

この背景にあるものは何か。それは北欧民族の歴史、
アングロサクソンの歴史でもある。

ヴァイキングを子孫とするアングロサクソン民族は
イングランドに移民し、太平洋を渡った歴史がある。

ヴァイキングは戦った相手の髑髏で祝杯をあげていた。
それほど戦闘的な子孫を持つ彼らは
イングランドそしてアメリカ大陸を制覇する。

そして当然のことながらその裏側には
血塗られた歴史と莫大な富の変遷がある。

この二つの曲は聴くと両極端なものだが
内容は移民の歌であり海を渡る歌である。

一方の曲は魂を揺さぶり、もう一方の曲は
魂を鎮める曲なのだ。

つまりこの映画はスウェーデンを舞台にしてはいるが
世界を席巻した北欧民族アングロサクソンの物語でもある。



 

チャルカ(糸車)

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奈良市の麻製品メーカーの展示会に出かけて、
端っこに飾ってある珍しい糸車を見つけた。

このメーカーは江戸時代から代々続いている所で
こんな糸車で麻や綿を手で紡いでいたらしい。

この展示会で春夏の雑貨を入れたが、
一番ほしかったものはこの糸車。

話はそれるが糸車といえばガンディー?
それにインドの国旗の真ん中には糸車チャルカが。

歴史に沿えば、インドのチャルカを使った綿織物
が羊を丸刈りにするイギリスの毛織物を衰退させた。

しかしイギリスは産業革命後の機械化で逆にインドの
綿織物を衰退させ、インドは結果的に植民地と化した。

その後ガンディーはイギリスからの独立の象徴として
糸車を使い綿を手で紡ぐよう呼びかけたのである。

つまり糸車は大量生産&大量消費そして資本主義の
アンチテーゼの象徴である。

翻って現代の日本社会。朝のNHK「カーネション」
ではないが、静かなアンティークブーム。

原発がすべて停止するという事態で電力高騰の中
「暮らしぶりを変(還)える」という30代の女性達も。

はたして、ガンディーがそうしたようにチャルカで
糸を紡ぎ服を作る時代がくるのであろうか。
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花パン

我が家が甘いものに目がないことを知ってか
知らずかまたまた、いただきもののおいしい話。
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桐生のお土産といったら知る人ぞ知る「花パン」。
わたしは知らなかったが、とてもおいしいので
お客様に出したら、「懐かしい」と泣いて喜んだ。

たしかに味もパッケージも昭和の香りがする。
パンに砂糖だけというシンプルなものでとても素朴な味。

袋もまた素朴な感じで、しかも製作者の名前入りである。
古き良き昭和レトロな逸品にはコーヒーがよく合う。

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