2012-05

プッタネスカと木魚

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休日。天気がいいのでランチに出かける。
パスタが食べたかったのでイタリアンで。

レストランの名を載せるのは多分オーナー
さんが嫌がると思われるので内緒で。

ファサードにはお洒落な井戸があり、
中に入ると天井に木に彫られた魚が吊られている。

真ん中に蒔きストーブ、奥に古き良き日本の階段棚。
ワインの空き瓶と見かけないライフスタイルの洋書。

なんと言ってもプッタネスカのパスタがおいしい。
イタリアのナポリの定番メニューである。

トマト・ニンニク・オリーブ・そしてアンチョビ・しそ。
群馬ではこのメニューを載せているレストランは少ない。

想像するに日本で言うナポリタンの原型がプッタネスカ。
オリーブとオリーブオイルが手に入りづらかったので
バターとベーコンで代替えたのだろう、味は全く別物になったが。

話はそれるが天井に吊ってある木製の魚は何か?
これは火事を防ぐお守りみたいなもので、
水を連想させる魚を吊っておくようである。

確かにお寺の境内や、囲炉裏に木製の魚がぶら下がっている。
我が店内にも早速、この木魚を吊るさねば。

ちなみに坊さんがたたく木魚も魚をイメージしていて
いつも目を開いている魚は眠らないとされている。
つまり「読経中に寝るな!」ということらしい。




声なき声

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この国はどうかしている。もちろん日本だ。

自動車税を払おうと通知書を見ると昨年より
金額が10%高くなっているのである。

何かの間違いと思い群馬県に問い合わせると
「あなたの車は13年以上乗っているので
 重加算税が取られてしまいます。」
「ということは車を乗り換えろということ?」
「グリーン化税制の導入により、、、、です。」

要するに環境保護の観点から13年以上も乗って
いないで新しい自動車に乗り換えろと!

もちろんほとんどの日本人は同じ車を13年も
乗っている人はいないので、声なき声をあげている。

はたしてこれが環境保護か、車を乗り換えることがエコか?
エンジンオイルをまめに替え長く大切にすることに重課税?

車を所有するにあたり異常に高い税金のかかる国。
新車に減税だ補助金だと、大量消費社会を煽っている国。

「車を13年乗ったら廃棄物にせよ!
 さもないと重課税にする!」

こんな税制が平気でまかり通る国は50年後いや20年後
には笑い者になるだろう。

自動車業界もほんとにこんなことでいいのかと問いたい。
車が好きで作っているのなら、この税制はおかしい。

国は1円の円高を阻止するために無駄なお金を
自動車業界のためにいったいいくら使えばすむのか。

こんなこと書いても虚しいだけだが、、、。








黒塗り作業

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わけあって農作業の手伝いをすることに。
齢、半世紀過ぎて初めて田植えをすることに。

その前段階での黒塗りの作業。
田んぼの周囲を泥で固めて、水が流れ出さないように。

これが思っていたよりしんどい作業。
田んぼの泥に長靴がはまってさあたいへん。
腰痛持ちなどとのんきなことも言えず。

友人曰く、「こんな黒塗りの仕方じゃ、死んだじいさま
が見ればすべてやり直しだと言われる。」

この作業は左官屋さんに頼めば完璧にやってくれそう。
慣れない私にはとても難しい農作業だったが。

いよいよ来週には田植えができそう。
曾祖父までは農家だったのでDNAが騒いでしまう。


朔太郎と日本

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今日は前橋出身の萩原朔太郎の命日。
詩はあまり読まないが朔太郎だけはいける。

前橋の馬場川通りで店をやっていた頃、
天元という料理屋さんの社長いわく
「散歩が好きな変人との評判だった。」

中学の国語の教科書で「月に吠える」を
読んだ時はまったく何も感じなかった。

その後、20歳の頃に読んだ「死なない蛸」が
あまりにも強烈に脳裏に焼き付いている。(以前にも書いた)

「水槽の中に忘れ去られた蛸は空腹に耐えられなくなり、
ついには自分の足を食べる。そして胴体も裏返し内蔵ま
でも食べてしまい、つい水槽は何もなくなってしまう。
けれども蛸は死ななかった。欠乏と不満をもった目には
見えない動物が生きていた。」(要約)

今になって読み返してみると、ある国の状況にとても
似ていることに気がついた。

もちろんそれは日本の経済状況である。
今日も日経平均終値は9000円割れ。

日銀は必死に、ひっきりなしにお札を刷りながら、
一方ではその日銀が国債を買ったり、市中銀行に買わせたり。
蛸が自分の足を食べているのと全く一緒である。

1000兆円近くの国債発行残高とは借金のこと。
たぶん、気がつけば日本という国はなくなっているだろう。
ただ、国がデフォルトしてもそこにいるのは日本人だといいが。




娘からの贈り物

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娘から衣替えした衣類とともに
母の日の贈り物が届いた。

たぶん京都の北山にあるINOBUNで購入した
スカーフのようなハンカチのような、はて?

ご存知トーベ・ヤンソンの「ムーミン」に出てくる
リトルミイとお母さんの絵柄。

そして他33人の子ども達。このミイそっくりな
子ども達はミイの姉妹のよう。

つまりこのお母さんは子どもが34人もいるのである。
幼い頃、ムーミンはよく観ていたが知らなかった。

そもそもどんな物語かさえも覚えていない。
スナフキンとミイはどんな関係?
どうもとても複雑な家庭環境がそこにはあるらしい。

とにもかくにも娘からのプレゼントにかみさんは
喜んでいるが、このスカーフの値段は分からないが
着払いの運送代は3000円である。

端午の節句

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「坊やよい子だ寝んねしな。今も昔も変わりなく、
 母の恵みの子守唄。遠い昔の物語。」

言わずと知れた「日本昔話」のテーマ曲。
見た瞬間この歌を口ずさんでしまう。

お客様からいただいた貴重な鯉のぼり。
なぜか朱色の鯉に乗った子どもだが。

神社の鳥居などもそうだが日本では古くから
朱色は魔除けの力があるのだろう。

古布を使ったこの作品はとても郷愁感が漂う。
はてこの子達はどこに行くのやら。

海に潜って竜宮城か。空を飛んで月世界か。

妙なアパート

豊島区高田
私が住んでいた豊島区のアパートがまだあった。
一緒に住んでいた兄が最近撮ってきのだ。

学習院の乗馬場のすぐ下にあり、4畳半2間の
2階に当時住んでいたのは私達兄弟2人のみ。

何が驚いたって、私達兄弟はこのアパートを
建て替えるということで他に引っ越したのだが。

30年以上経っても新しいアパートになってない。
これはどういうことなのか?

答えは簡単。丁重に追い出されたのである。
まあ、それなりに心当たりはあるので、、、。

そこには脳天気な楽しい生活があった。
すぐ近くに神田川が流れていた。

ある雨の夜半、友人と朦朧としながら麻雀をしていると、
遠くでウーウーと鳴る音が。

するとまもなく停電に。それでもロウソクの灯りで麻雀を
続ける若さとアホさがあった。

あまりにも屋根の雨音がうるさいので窓を開けてみると
大変なことになっていた。

この赤い階段の上3段目くらいまで水がきていた。
神田川が決壊したのである。

「さあどうしよう?」と慌てていると、1艘の船がトコトコと。
2人組の男性が慣れた手つきでオールを漕ぎながらやってきた。

「避難して下さい。」「承知しました。」
でもその船には乗せてくれずに行ってしまった。

なぜなのか?若い男で4人もいたからだろう。
友人2人は泳いで目白の高台までゆき目白駅から山手線の始発に。

まだまだ面白い話はたくさんある。

このアパートは鍵が壊れていたのだが、
朝起きたら知らない人が部屋に寝ていた事もある。

普段、兄の友人や私の友人が入り乱れていたので
私は彼を兄の友人と考え、兄は私の友人だと考えていた。
その日は友人が何人か泊まっていたので、、、。

彼はただの酔っぱらいで池袋で泥酔し自宅のある
新宿に歩いて帰る途中で間違ったようである。

次の日、その若い男と皆で遊んだ記憶もある。
まことに妙な事件の多いアパートだった。




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